2011年 エコドライブチャレンジ報告書

モデル事業所として「エコドライブツール」（エコ・サム）をお使いいただいた事業所様のご協力でエコドライブチャレンジ報告書というのを書いていただいております。エコドライブを実施する前（普段の運転）とエコドライブを実施しての燃費などを記録してもらい、どれ程の差が出るのかを実感してもらうというもので、その成果の一部を公開します。

第1期 株式会社ミゾタ 本社

株式会社ミゾタ様は普段からエコドライブに取り組まれています。それでも、エコサムを使い自分の運転を見直して、再びエコドライブに取り組む。その成果が大きく表れています。エコサムは自分の運転を数値化（可視化）することが特徴です。従業員の方はゲーム感覚で取り組まれ、エコドライブのモチベーションも燃費とともにUPしたようでした。

第2期 株式会社セリタ建設

株式会社セリタ建設様も環境への意識が非常に高く、夏には会社の窓辺に立派な「みどりのカーテン」が設置してありました。 一部燃費が下がっているのでエコドライブの効果が無いのではないか？と思われるかも知れませんが、継続してデータを取ってみると、燃費というのは上がったり、下がったりを繰り返します。そして、長い期間でみてみると、確実に燃費が上がっていくのがデータに表れてきます。限られた期間での測定でしたので、今回、燃費が下がった方でも継続してエコドライブを行えば、確実に燃費は向上します。大事なのはエコドライブを無理なく「継続する」ということです。使い古された言葉ですが、「継続は力なり」・・・エコドライブにはピッタリの言葉ではないでしょうか。

第3期 医療法人社団如水会　今村病院

今年度のモデル使用事業所の募集で特徴的だったのは、医療・福祉関係の応募が多かったことです。「人を乗せて運ぶ以上、事故を起こしてはならない」ということで、従業員の方がどれくらい安全運転を行っているのか気になる管理者の方も多いようです。それに加え、ほかの事業所様もそうであるように、今村病院様も車にかかる燃料費を抑えたいということで今回応募いただきました。当センターとしては環境に配慮した運転「エコドライブ」を推進しています。それが定着すれば必ず、燃料費を抑えることができ、安全運転にも繋がります。そのことを今回、実感していただけたと思います。使っていただいた方の多くが、エコサムを付けることで、「エコドライブの意識が高まった」という声をよく耳にします。エコサムを付けることで「安心」という付加価値がついてくるようです。